フォト
無料ブログはココログ

« 写譜 | トップページ | 奈良眺望 »

2011年1月 6日 (木)

吉野の「わりばし」

近頃、いろんな外食チェーン店などで “エコ” と称して

プラスチックの箸を繰り返し使う店が増えてきています。



先日も、昼食に入ったあるラーメンチェーン店で先の滑り止めのところが白く変色した

プラスチックの箸が箸箱に雑然と入ってました。



“エコ”ということに関していえば、

吉野の「わりばし」は建築材として製材されたあと外側に残るほとんど利用されない

いわゆる捨てる部分 “端材(はざい)” を使って加工されて作られています。


もっと古くは、明治のはじめ吉野杉で作る酒樽の材料の端材が捨てられるのを

惜しんで考案され生まれたものです。


004

今、植林された山々が間伐されず荒廃化そして従事する人々も高齢化し、

若い世代が引き継いでも生計を立てるほどの収入が得られず、

また肉体労働が課せられることで、林業は益々衰退してきています。



宮大工が建立する神社仏閣の桧などの材料も、いまや日本にはほとんどなく

海外に依存しているのが現状だと聞きます。



プラスチックの箸が出回ってきたことから、

本当の「エコ」について考えさせられる今日この頃です。





« 写譜 | トップページ | 奈良眺望 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1448399/38365897

この記事へのトラックバック一覧です: 吉野の「わりばし」:

« 写譜 | トップページ | 奈良眺望 »