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作曲家

2017年8月31日 (木)

東京混声合唱団 いずみホール定期演奏会

いずみホールへ。

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山田和樹指揮 東京混声合唱団の定期演奏会


うた” に素直に感動!

今回は女性作曲家お二人、木下牧子・上田真樹の作品によるプログラム。


一聴衆としてはもちろんですが

作曲家の立場から・指揮者の立場から・そして演奏者の立場からも

演奏会をたのしませてもらいました。

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超一流の演奏家を揃えた今回のコンサート。


世界の東混メンバー30名(女性16名・男性14名)、重厚で繊細な音楽の再現能力。

人間の持つ“声”に素直な感動sign03


声のないバレエで、一変に聴衆をとりこにしてしまう世界を魅せてくれた針山愛美さん。

(先に?演奏されたアンコールの赤とんぼの舞に感動)



東混の合唱と一体となった名ピアニスト萩原麻未さん。


そしてオルガンの土橋薫さん。



山田和樹氏の指揮、お人柄。

メンバーはもちろん、作曲家・そしてさらに会場のお客さんとの信頼関係が見え、

自分が音楽に熱くなり過ぎず、粛々と進んでいく音楽絵巻の再現に拍手。


素晴らしい演奏会でした。









・・・

終演後、東混のメンバーがロビーでプレゼントしてくれたチョコレート。


家に持って帰って写真に撮ろうと思ったところ・・・無い!


外装はクシャクシャにされゴミ箱のなか。

中身は、娘のなかに消えてました。
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外装フィルム、会場で買った東混の武満徹合唱曲のCDと一緒にcamera

2015年10月23日 (金)

いずみホール音楽講座

作曲家・西村朗氏が案内する音楽講座 今回が6回目。

いずみシンフォニエッタ大阪の超名人奏者のよる演奏で、

今回のテーマは 『 舞踊の泉 』

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中島慎子さんの入魂のバッハにはじまり


現代音楽のスーパーピアニスト碇山典子さんの演奏。

ショパンは調子が出なかったのか、碇山さんにしてはやや重い演奏。

しかし西村さん作曲のタンゴで本領発揮。



安藤史子さんの黄金のフルートによる柔らかく歌ごごろある表現でフォーレとラヴェル



そして、今日初めてお目にかかった伊藤朱美子さんのマリンバ。

まさしく大阪にあらわれた宇宙人。

鋭い感受性の持ち主で、難解なL,H.スティーブンスの曲を聴かせてくれました。



最後圧巻は、中島さんのヴァイオリンと碇山さんのピアノによるジプシー調の演奏。


お二人とも素足で舞台に登場。 熱く個性あふれる演奏に会場はヤンヤの大拍手。


中島さんのお茶目で可愛い大阪弁・・・いっぺんにファンになりました。




世界のいろんな文化圏から生まれたリズム。


生活に密着したジプシーなどの民俗音楽は

楽譜に表記することによって、逆に音楽としてそのニュアンスが失われてしまう・・・


などの興味深い話も、気さくな西村氏と演奏家のトークから学ばせてもらいました。



これでなんと 500円


アンケートに、入場料について、高い ふつう 安い という欄があり

私は『高い』に○をつけて⇒これはないと思います! と答えておきました。

2015年2月25日 (水)

交声曲 元の理

想うところあって、この曲を聴いています。


團 伊玖磨 作曲  交声曲 元の理


昭和51年8月の録音で

團 伊玖磨指揮  読売日本交響楽団

合唱  天理教音楽研究会合唱団

ファンファーレ 天理教音楽研究会器楽部

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團伊玖磨氏のコメントから抜粋させて頂くと

『 元初まりの話、天地創造、考えれば考える程遠大なものであり、

 内容的にこれ程スケールの大きいものはないはずである。

 私は元来、構成美をもった大きなスケールの音楽を好むが、

 今回の「元の理」は私の作品の中で、

 内容的にいって最も大きい曲ということが出来る。』


作曲に2年間を費やされたこの大作。


夜明けから、“おぢば”での“おつとめ”の描写  第一楽章 かぐらづとめ


天地創造の大ドラマ                  第二楽章 元初まり


そして人間の本当の幸福を謳いあげる      第三楽章 陽気ぐらし


天理教の音楽として書かれたものですが

素朴な面と、壮大なスケールをもったこの曲。



むしろ予備知識なく、この曲を聴いてみられることことをお奨めします。


(追記)

第二楽章に登場する、天上からファンファーレを奏でる16本のトランペット。

演奏は天理教音楽研究会器楽部。

昭和40年代に君臨したスクールバンドの雄 天理高校吹奏楽部OBの面々と推測します。

私が学生時代に聴いた、あの遠達性があり輝かしい “伝統の音” が聴こえてきます。


2015年1月25日 (日)

リズムの秘法~世界の創造

新・音楽の未来への旅シリーズ

いずみシンフォニエッタ大阪 第34回定期演奏会に行ってきました。


音楽監督の西村朗氏がプロデュースするこのシリーズ。

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現代音楽ときくと、難解な・・わけのわからん・・というイメージがあるかもしれませんが、

いままで聞いたことのない新鮮な音楽をライブで体感できるという意味で

大変興味を持って、毎回このシリーズには出かけます。



今回の指揮者は、クラリネット奏者としても有名な板倉康明氏。


ご自身も現代音楽の奏者として活躍されていることもあり、

作品の内容を充分に理解され、奏者の立場としてもメンバーを束ねておられた指揮は

流れもよく好感をもちました。

西村さん(関西人)と板倉さん(関東人)のトークも、テンポとキレがよくウィットにとんで

楽しいひとときでした。



いつも感心しますが、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバーはさすがプロフェッショナルsign03



少数精鋭で、ひとりひとりの顔が “魅(み)える” 個性ある集団だと思います。





今回特に印象に残った曲は

ディアナ・ロタル作曲 

シャクティー~サクソフォンと室内オーケストラのための協奏曲~




幽玄で雅楽のような和のイメージではじまる音楽。



タイトルのシャクティーとは、曲目解説から抜粋させてもらうと(ちょっと難しくなりますが)


ヒンドゥー哲学で「宇宙の根本的な活動力」をあらわすことば。

さらに言えば「無限の宇宙を背後から動かし表現する、女性的なエネルギー」のこと・・


だそうです。


西村さんの曲のタイトルでいうと “秘儀” というんでしょうか。



サクソフォンの特殊奏法もまじえ、超絶技巧を駆使し難曲を表現された西本淳氏の秀演

(ソプラニーノ・アルト・バリトン 三種の楽器を駆使)

いずみシンフォニエッタ大阪の表現力のある演奏、

そして板倉氏の音楽を理解した指揮に、終演後の拍手が鳴り止みませんでした。



次回も楽しみです。

http://www.izumihall.co.jp/sinfonietta/

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2013年2月 2日 (土)

西村朗の世界

いずみシンフォニエッタ大阪 第30回定期演奏会 いずみホール

~光と影の響像1970-2013~ に行ってきました。

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尊敬する作曲家で大ファンの 『 西村朗 』 の世界

日本の作曲家、世界のニシムラ。


まさに巨匠といっても過言ではない西村氏ですが、

現代音楽の作曲家というイメージはなく、親しみやすい気さくなお人柄。



開演前のミニトークコンサートからはじまり

西村氏が高校生の時に書いたという

オーケストラのための「耿(こう)」で開演。



この曲、1970年の作曲部門のコンクール(現・日本音楽コンクール)に応募し

第一次譜面審査で落選した作品だとか・・・。


当時の審査員の耳を疑うというか、この世界を理解できる人材がおらんかったんかsign01


時空を超えた世界に引き込まれました。


二部では、クラリネット界の超大御所

あのカール・ライスターが登場。


西村朗の世界を、まったくもってして隙のない表現。

そしてクラリネットで、こんな最弱音の世界があったのかというほどのピアニッシモで

これまた異次元の音楽空間を体感。


まさしく『本物



そして最後のプログラム、世界初演の 室内交響曲第4番<沈黙の声>

音が『停止』する深い沈黙のなかに、この世にない世界を垣間見たように思いました。

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オーケストラは、飯森範親指揮・いずみシンフォニエッタ大阪。


オーケストラメンバーは、楽曲研究十分の飯森氏の棒に応えて余りある素晴らしい演奏。

難解な楽曲を理解し、こともなげに演奏するメンバーに敬服。



作曲家の西村氏・指揮者・演奏者、そして聴衆が一体となった素晴らしい内容でした。


終演後ロビーで気さくに話されている西村氏の姿を拝見し、

会場を後にするのがものすごく名残惜しいと思った『本物の』コンサートでした。

2012年3月23日 (金)

作曲家 西村朗

1980年から始まった音楽番組(日曜日夜9時~)の 『 N響アワーが 』 この3/25日で幕を閉じます。

 

毎週楽しみにしていた番組。

 

過去代表的なメイン出演者には、

作曲家の芥川也寸志  モーツァルト研究家の海老沢敏  指揮者の岩城宏之  ピアニストの中村紘子

作曲家でダジャレ家・・?池辺晋一郎

 

 

そして現在の西村朗(作曲家)  

 

すべて記憶に残っています。

 

本格的な音楽番組が少なくなった今、残念でなりません。

 

特に今の西村朗さんの番組は、

西村さん自身、現代音楽の巨匠作曲家・・・といったところは微塵も見せない解説で

実に解りやすく、品のいいお人柄でトークも流暢。

 

もともと西村氏を尊敬していたんですが、この番組でさらにファンになりました。

 

じつは昨日夜大阪で、偶然にも 『生』 西村朗さんにお会いすることが出来たんですsign03

 

ほんとうに “飾らない品のいい紳士” で、

ほんのすこしでしたが、気軽にお話させてもらうことができました。

 

さっそく持っていた書籍にサインをお願いしたところ

こころよく応じてくださいました。

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大阪のご出身。

 

どことなく、ジャズピアニストの小曽根真さんを思わせる雰囲気もお持ちで

益々ファンになりました。

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2011年1月11日 (火)

天理教音楽と著名作曲家

昨日の龍谷大学吹奏楽部御堂演奏会で

龍谷大学学歌の作曲者が、あの「山田耕筰」だと知りました。

龍谷大学は370年の歴史があり、

この曲が依頼され、作曲された年代はわかりませんが、

日本の西洋音楽黎明期に活躍した偉大な作曲家のあしあとのひとつが、

ここにも歌い継がれていることに、思いを馳せてみました。




 

さて、写真は天理市にある天理教教会本部

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天理教にも著名作曲家の作品が多くあります。


山田耕筰   交響詩「おやさま」(おうた2番)

團伊玖磨   交声曲「元の理」(おうた9番)

         交声曲「ひながたの道」(おうた12番)

山本直純   天理ソングの「心の花を咲かせよう」



そして、甲子園の高校野球でも全国的に有名な天理高校校歌

正式名「天理教青年会歌」は、あの “ 近衛秀磨 ”。

いろんな分野への作曲家の作品シリーズ、

これからもちょくちょく綴っていきたいと思います。